三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

2023年も1ヶ月が過ぎました。コロナに加え、大雪による停電・断水、値上げラッシュと苦労も多いですが、節分も過ぎてこれからは春に一直線。暖かい春はもうすぐです!

 

◎三丁目映画館

「金の国水の国」

2017年「このマンガがすごい!」で第一位を獲得した岩本ナオさんのコミックをアニメーション映画化。マンガが原作と聞いて、軽い気持ちで鑑賞したが、美しいロマンス映画で、思わず涙ぐんでしまうシーンもありました。

 

長い間いがみ合い、戦争を繰り返し、ついには国境に高い壁まで作ってしまった二つの国。水不足に悩みながらも商業国家として栄えている「金の国」と、水と自然は豊かだが経済は貧しい「水の国」。争いを止めるために先代の国王同士が『金の国で一番の美女と、水の国で一番賢い若者を結婚させる』という約束を交わすが、お互いに約束を守る気持ちなど無く、金の国は94番目の?王女という、ぽっちゃり体型でおっとりした性格のサーラを、水の国は失業中の建築士ナランバヤルを選び、二人は偽りの夫婦を演じることになる。しかし、二人は次第に轢かれ合うようになり、それは二つの国の未来を変える運命の恋となる・・・

 

砂漠の国が舞台だが、諍いの原因は我々のご近所づきあいと同じ。雑草が自分の敷地に伸びてきたとか、そっちの犬が自分の庭に糞をしたとか。争いの原因は意外とつまらぬことで、意地を張り合うことで激化するらしい。

 

美しい夜にサーラが言う「迷ったら難しい方を選んでください」と言う言葉は胸に響くものがあり、浜辺美波ちゃんのふんわりと優しい声と相まって、ふと涙してしまいました。

お調子者でコミカルな時と、キリッとハンサムな時の声を使い分けて演じた賀来賢人さんも良かったです。

 

今日明日の生活だけでなく、50年先の国のありようも見据えた結末も良かった。二つの国に架ける水道橋の完成を見たい!と思う映画でした。

 

◎日曜かんたんブランチ

チルドの肉まんを焼いてみたらいかが「焼いた肉まん」をご紹介しました。

 

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