三丁目の良子さん

◎良子のつぶやき

今週の映画解説は「ダンボ」の紹介です!

 

◎三丁目映画館~今週の桂木良子お薦め映画

「ダンボ」

ディズニーの伝説的アニメは「白雪姫」「シンデレラ」と次々に実写化されてきたが、ついに象が主役の「ダンボ」まで…  

オリジナル「ダンボ」は1941年、なんと昭和16年に制作され、日本では1954年、昭和29年に公開された。残念ながら未観賞ですが、大きな耳で空を飛ぶ小象ダンボは多くの人が知っているはず。その物語を80年近くの時を隔てて、ティム・バートン監督が実写化。

 

寂れたサーカス一座の列車がアメリカ各地を走るオープニングから、戦争で片腕を失った父親が復員して幼い子供たちミリーとジョーに再会するまでのすべり出しは、テンポ良く感動的。サーカスで生まれた小象のダンボは大きな耳をバカにされ、お母さんと離れ離れにされてしまうが、お母さんに会いたい一心でミリーとジョーに励まされ、空飛ぶ小象として人気者になり、そして…というお話。

 

たっぷりの資金をかけて作られたゴージャスなファンタジー。出演者もコリン・ファレル、マイケル・キートン、エヴァ・グリーンなどの一流どころだし、素晴らしいCG技術の進歩によって、ダンボの姿も表情も自然で違和感なく楽しめます。 ティム・バートン監督らしい華やかさと、ちょっぴりの毒、そして教訓も込められています。

 

ただ、夜のシーンが多い上にダンボ自身も濃い灰色なので、全体的に暗い印象。もう少し野外のシーンや笑いなどで明るさが欲しかった。

ダンボの姿もディスニーアニメで知られたダンボとは少し違う印象で、えらく丸顔の今作のダンボを可愛いと思えるかどうかで、映画全体への印象と評価も変わりそう。

 

◎日曜かんたんブランチ

生姜と唐辛子でピリッと大人の味に「ピーマンの味噌漬け」をご紹介しました。

 

◎昭和の名曲をあなたに

伊藤久男さんの昭和26年のヒット曲「あざみの歌」をお届けしました。

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