今週の「金曜日のお客様」。スタジオには『 株式会社オートモ 』 より代表取締役社長の大友哲(おおともさとし)さんにお越しいただきいただきました。
入学シーズン直前の最もお忙しい“今” を中心に、話題の“高級制服問題”にも寄り道するなど、専門家ならではのお話を様々な角度から伺いましたよ。

 

 この時期(3月頭から)は小学校の制服から中学の制服の店頭販売を経て、高校の合格者への(学校での)採寸から(入学時の)お渡しまで・・・とまさに時間との闘い。特に公立高校は採寸日が集中するため、気力と体力勝負なのだとか。ただ、前回ご出演後となる一昨年に大病からの大手術を経験され、全快の手ごたえもつい最近という大友さんは、食生活をはじめ、“ストレスをかけない”生活を送るため、お仕事も楽しむ“今”を過ごしていらっしゃるそうです。 

 

 ひいおじいさんの代となる明治25年に軍服の縫製業(と直売)として創業し、戦後(昭和30年代)に学生服専門店へと転身された老舗 『オートモ』 ですが、その屈強な縫製技術に遊び心を加え、女子らしいシルエットを追求した人気キャラとのコラボ制服・「リカちゃんイートン」を(昨年から)限定販売されているのも、大友さんの“今”の遊び心あってのことなのかもしれませんね。

 

 また、終盤は金沢市の「商店街連盟」会長としてのお考えについても。観光化と高齢化に応じるための“変化”は不可欠で、ブライダルやインバウンドに対応する「広域型」のまちづくりに偏らず、必需品を生活圏内から逃さない古き良き「近隣型」のまちづくりのをより強化しないといけないと力説。丁寧に選ばれた一言一言には、全体に目を配る誠実なお人柄が溢れており、その、“大友さんならではの”説得力にただただ深くうなづく(ばかりの)時間となりました。

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