今週の金曜日のお客様、スタジオには『旭電機設備工業株式会社』専務取締役工場長の西健一(にしけんいち)さんにお越しいただきました。今日は“正装”のジャンパーに、奥様のプレゼントのネクタイを重ねたコーディネートでご登場。ご自身が長男として生まれた半年後(昭和48年)にお父様が独立起業された会社…その2代目として共に成長してきた歴史と、これから描く未来についてたっぷりとお話をいただきました。

 
 道路の融雪装置や工作機械をコントロールする「制御盤」の設計と制作を担う『旭電機設備工業』は、近年の「人手不足」も手伝って事業規模も拡大し、今年9月1日にはいよいよ新社屋も竣工されました。お父様の「海外で学べ」という教育方針から留学し、入社後も運搬業務から社会勉強を重ねてきた西さん。工場長となってからは特にベテラン社員らに叱られる機会も増えたそうで「空気を読むことを学べました」とおどけながら振り返ります。
 
 ご一緒する中で、とにかくすべてを「素直に受け入れる」人柄が滲む西さん。新工場への思いも強く、自身と同じ子育て世代の奥様でも働ける環境づくりを具体化するなど、着実にご自身の手腕を取り入れていらっしゃいます。時代の流れに乗った事業だけでなく、人としての「しっかり感」も頼もしく思える時間となりました。

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