今週の金曜日のお客様、スタジオには『株式会社 自遊花人』代表の廣瀬由利子(ひろせゆりこ)さんにお越しいただきました。お母様のお花の教室の名を引き継ぎ、金沢から「水引のある生活」を発信し続けて18年…そのきっかけや現在地、これからのビジョンについてじっくりお話をいただきましたよ。

 
 スタジオにお持ちいただいたのは、1本の水引を丸め、淡水パールを絡めたネックレスなどかわいいアクセサリー。その細やかな手仕事は長年かけて培われたもので、きっかけはお母様繋がりの国際文化交流なのだそう。現地のニュージーランド人が“興味が持って使えるもの”を教える役目を担った廣瀬さんが水引きで作るナプキンリングを提案し、好評を得、アンコールに応えながら腕を磨いていったのだそうです。当時は県外から仕入れていたという素材(水引)も、需要とご自身の要望の高まりから“県内産”への移行を牽引され、他素材とのコラボとも積極的に行いながら、そのバリエーションは着実に広がり続けています。
 
 現在、会社には10代から70代まで10人以上のお仲間(女性のみ)が在籍し、“カンパニー”の持つ「同じ釜の飯を食べる」意を汲んだ“手作り社食”にも力を入れているという『自遊花人』。その代表を担う廣瀬さんの“和”と“輪”を大切にするお人柄に、ただただ魅了される時間となりました。

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