今週の金曜日のお客様、スタジオには、『有限会社 岡本タイヤ商会』より代表取締役の岡本哲弥(おかもとてつや)さんにお越しいただきました。小松にて創業され、71年の歴史を数える老舗企業・・・その三代目代表を4年前より担う岡本さんには、会社とご自身のルーツを振り返りつつ、様々な角度からお話を伺いました。

 
 まだ「自動車」が一般的でなく「荷車」が主な運搬手段だった創業時、祖父が木炭車の所有で得意とされていたことからパンク修理を生業に。以降、“クルマ”文化の発展に伴うメインストリートの移動に合わせて柔軟に本拠を移転され、需要に合わせて“自動車全般”へと事業を拡大してきたのだそうです。
 
 なお、岡本さん自身は幼少のころから家業を目にする中で“男の子だからこそ”の憧れを抱き、工業高校の機械科から工業大学の自動車コースへ進学、地元自動車ディーラーに就職と今の道へと“まっしぐら”!命を乗せて走る“要”に対しての思い入れとこだわり、責任感は人一倍強く、役職のある現在も、積極的に現場に立たれているのだとか。
 
 そんな岡本さんの名刺の裏にはご自身の指針とされる「本気」という詩もプリントされていました。語り口からも溢れる頼りがいと安心感・・・まっすぐで男らしいお人柄に魅入り、聴き入る時間なりました。

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