今週の金曜日のお客様、スタジオには『石川県菓子工業組合』青年部被災地復興支援委員長で、ボランティア有志団体『チームこのへん』の代表も務められている『松葉屋』和菓子職人・那谷忠之(なたただゆき)さんにお越しいただきました。
今回のご出演は、開催間近の「東北支援」バスツアー(6月24日土曜から2日間)のお話が主な目的・・・ですが「6回目(のバスツアー)なのでもはや遊びに行く感覚です。」と笑う那谷さんの服装はまさに“夏休み”といった出で立ち。なので、雑談やこぼれ話も交えながらのフランクなお話が展開されました。

 東北の震災直後から自ら30回ほど被災地に訪れたことで、今や現地で「おかえり」と迎えられる那谷さん。「自分たちが笑顔でないと現地を笑顔にできない。」の考えが軸にあり、ツアー希望者にも「東北の素晴らしいところを知ってもらいたい」一心で“大人の修学旅行感”を大切にしているのだとか。前夜のくだりに関しては完全にその気配です(笑)ちなみに、3月に小松のアーケード街で開催した「キャンドルナイト」の売り上げや義援金を原資に催される「夏祭り」が本来の旅行目的ですが、美味しいものをたくさん食べて「太ってきます」宣言も飛び出し、あらゆる意味で気合十分といったご様子。
 
 コーナーの間、終始「現地の人と会えるのが楽しくて仕方ない。」と口にされていた那谷さん。そんな人柄に導かれるように、これまで3~400人の石川県人がともに東北を訪れ、新しい出会いと交流を深めてきました。今年も高校の卒業式の来賓に呼ばれ、現地の子供たちの成長にも目を配る・・・その力強い優しさ、純粋さに感心しきりの時間となりました。

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