今週の金曜日のお客様、スタジオには『社会福祉法人 佛子園』より、『シェア金沢』施設長の奥村俊哉(おくむらとしや)さんにお越しいただきました。2013年に金沢市若松町でオープンした、元病院跡地11,000坪の“いろんな人が暮らせる場所”は、今や総理大臣も視察で訪れるほどに・・・今もなお、新しい“コミュニティの理想形”として注目度が高まっています。今回は、様々な取り組みで「地域住民の能動的参加」を促してきた奥村さんに、5年目を迎えた「ごちゃまぜ」施設の現在地と未来を、たっぷり語っていただきました。

 2017年現在、ハンデや障害を持った子供たち30人を預かる『シェア金沢』は、学生や高齢者も同敷地内に暮らしつつ、レストラン、ライブハウス、温泉、ライブハウスへ気軽に訪れる地域住民が増えることで、一層、「街化」が進んでいます。「魅力的だから人が来る」自然な流れを用意するため、「いろんな意見に常に聞き耳を立てている。」と奥村さん。
 
 昨年からは学童クラブ・「放課後自然教室」を新たにスタートさせるなど、その活動はより深化し、「今、活動に参加している子友達が、将来は優しい大人として関わってくれたらなにより」と奥村さんは思いを寄せます。取り組みの内容もさることながら、余裕のある優しい語り口からも、ほっこりとした空気感が広がる時間となりました。

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