今週の金曜日のお客様、スタジオには『公益財団法人金沢市スポーツ事業団』理事長の糸屋吉廣さんにお越しいただきました。4月で理事長就任からまる2年。元は市の職員として企業局、観光課、市立工業高校校長など様々な役職を歴任されていた糸屋さんに、現在のお役目への思い、組織の展望など様々なお話を伺いました。

 昭和56年設立のスポーツ事業団を主管する目的で興した市の保健体育課に配属されていたこともあり、「縁があった」と振り返る糸屋さん。当時から比べると、スタッフの人数はもちろん、教室が10から230に増えるなど、規模があからさまに大きくなっていて驚いたそうです。現在は市の職員は属さず、専門チームで運営する組織で、市民参加型の幅広い事業に成長したと目を細めます。
 
 リオオリンピック効果で、バドミントンや卓球の人口が目に見える形で増え、地元のプロスポーツチームのファン繋がりをきっかけに自ら運動を始めるなど、地元のスポーツ需要は増すばかりで、もはや「きっかけ」よりも「サービス」が今は向上すべきと語ります。
 
 地域のおせっかいさんとして、金沢のスポーツ文化を「みんなで」成熟させたい…健康を語るうえで説得力があるようにと、自身もジム通いをされているという糸屋さん。終盤の旅の話からも明るくアクティブな人柄が溢れ出し、“まさに適任者!”と拍手したくなるほどの楽しい時間となりました。

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