今週の金曜日のお客様、スタジオには『一般社団法人 日本睡眠デザイン研究所』理事長の田中佳美さんにお越しいただきました。昨年12月に立ち上がったばかりの研究機関(?)は、布団専門店『石田屋』として長く伝えてきた「睡眠」と「睡眠環境」の大切さをとことん掘り下げ、より深く伝える役割を担うべく発足した深化系の組織。今回は、「寝具」という「商品」を超え、「睡眠」という「生き方」に及ぶ深いお話をたっぷりといただきました。

 
 人生の3分の1、およそ30年間は睡眠時間…その睡眠の密度次第で、残る起床時間にも悪影響を起こすという根拠から、正しい睡眠を伝える講演活動なども積極的に行う田中さん。その力強い語り口の節々には、「寝具のプロ」としての熱い思いと、「睡眠のプロ」として密度の濃い睡眠を生活レベルで実践するからこその説得力に満ち溢れています。多くの人がなんとなくの経験から陥りがちな、「寝ておけば健康」という日常の感覚がことごとく覆されますよ(笑)
 
 実際の睡眠体験など、寝具業界初の試みも『石田屋』としてますます特化して行っているそう。
 「確かに」が積み重なる中、言葉で表現しきれない「プロの凄み」にただただ圧倒される時間となりました。

ページTOPへ