今週の「金曜日のお客様」、スタジオには『劇団 棒読み座』座長, 岡 喜勝(おか よしかつ)さんにお越しいただきました。会社を退職された後も、異業種交流会主催や中村町公民館副館長を担い、不動産業の手伝いのために宅地建物取引の資格も取得されるなど現役バリバリ。今回は、そんな岡さんのもう一つの顔、立ち上げから携わる不思議な名前の劇団の活動についてお話を伺いました。

 現在はお忙しい立場ながらお孫さんの面倒も見るなど子供好きな印象を受ける岡さんですが、かつては子育てに深く関与しない”仕事寄り”タイプだったとか。ところが、お子様がサッカー部のキャプテンに就任したことをきっかけに保護者会やPTAの役職を担うようになり、「父親子育て支援講座」への参加がきっかけで劇団の立ち上げにまで至られる…ドップリな流れとなったそうです。  

 舞台内容は、家庭での「あるある」。観覧者それぞれが考え、会話のきっかけにできる結末にこだわります。基本年1回公演、15年の定期的な練習を経て「棒読み」を卒業した劇団は、今や文科省や金沢市の生涯学習課の支援を受け、出張公演を行うまでになっています。  

 自身の「父親」としての経緯を飾ることなく気さくに話す岡さんのお人柄は、まるで育メンの教科書のよう。ためになりながらもどこか癒される、充実の時間となりました。

◆お話を聴く >>> 20160930kinyoubi.mp3
※スタジオでのお話をお聴きいただくことができます。

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