今週の「金曜日のお客様」、スタジオには『石川県立歴史博物館』より、副館長の森田美恵子(もりたみえこ)さんにお越しいただきました。 昨年4月のリニューアルで愛称を「石川赤レンガミュージアム」とした3棟の重要文化財、歴史博物館として30周年を迎える節目にこの春着任された森田副館長に様々なお話を伺いました。

 元々は、広報公聴室に長く籍を置き、県民文化局初の女性局長としても活躍された森田さん。男女共同参画の推進という重要課題に尽力されていたキャリアは、芯のありながらも整然とした語り口からも自然に見て取れますが、特筆すべきは「郷土愛」の深さと熱量です。エンターテイメント施設としての魅力も深めた県立博物館を説明する中で、突如「個人的ベスト3」を発表されます。 1つ目は、屏風絵、模型、CG映像で紹介する「百万石大名行列」、2つ目は幅6メートル奥行き4メートルの「兼六園のジオラマ」、3つ目は、大型3面マルチスクリーンと床振動で躍動を再現する「祭礼体験シアター」…と、その魅力をあらゆる角度から正確に伝える森田さんのスキルは、限られた時間でもまるで一流ガイドと博物館を一巡りしたような満足感を与え、今回は特に(!)聞き入り過ぎてしまう時間となりました。

◆お話を聴く >>> 20160923kinyoubi.mp3
※スタジオでのお話をお聴きいただくことができます。

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