7月の「金曜日のお客様」は毎年恒例の夏企画。“地域が誇れる”若者を表彰する「石川TOYP大賞」受賞者を5週に渡ってお迎えしています。今回は、2人目の受賞ゲストとして『宗玄酒造株式会社』営業部の淺田星太郎(あさだほしたろう)さんにお越しいただきました。今回は、県外からの移住わずか3年で受賞に至った淺田さんの「ヒト」に迫ってみましたよ。

 お酒に恵まれた地域に構えた「広島大学」で日本酒に目覚め、三重の実家で父親に勧められた「宗玄」に惚れ込み、数回のアタックを経て珠洲に移住したという「いかにも営業」な行動力を持つ淺田さんは元々医療系の研究者が志望だったそう。挫折がきっかけで友人の「営業向き」という声を聞き入れ、「日本の文化を海外に発信したい」、「だったら一番好きな日本酒を」、「日本酒だったら宗玄」と…そこからは一直線だったそうです。

 ゼロからコミュニティと営業スタイルを確立していく中で、現在は全国の大学生に拡散させた「農業体験」や、地元中学生が酒造りから20歳の乾杯を目指す「タイムカプセル」イベントを行い、今や珠洲の魅力発信の先導役を担うまでになられました。
「文化を発信するにはまず自分がちゃんと知らないと」と語る淺田さん。
生粋の地元民も一目を置く「珠洲愛」「宗玄愛」の力強さに感心しきりの時間となりました。

◆お話を聴く >>> 20160708kinyoubi.mp3
※スタジオでのお話をお聴きいただくことができます。

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