今週の金曜のお客様、スタジオには『相続手続支援センター石川』所長の新喜章弘(しんきあきひろ)さんにお越しいただきました。全国47支部のひとつとして設立された平成18年、あらゆる「相続手続」の支援をするべく会計事務所所属から転身された新喜さんは、「その道」のパイオニア的な存在です。今回は、想像以上に難解な「相続」について、実例を踏まえながらわかりやすくお話をいただきました。

 財布の中身は、「まさか」の際に全て「手続」の対象となるため、トラブルに繋がりやすいそうで、財産に関することはもちろん、自分史や家族親類の記録、葬儀の希望までを万が一に備えて記す「エンディングノート」が流行しているのだとか。全国の相続手続支援センターが4万件の実例を108の手続にまとめた共著「身内が亡くなったときの届出と相続手続」を出版されるなど、「まさか」に向き合いやすい環境づくりをされていらっしゃいます。

 相続の整理は「あとの安心」だけでなく「今の円満」に繋がると新喜さん。周囲への配慮だけでなく、自分自身の反省を振り返る意味でも、じっくり「楽しく」取り組んでみたいと思える時間となりました。

◆お話を聴く >>> 20160325kinyoubi.mp3
※スタジオでのお話をお聴きいただくことができます。

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