社員メッセージ 久々江 龍飛
勉強、サークル、バイト、遊びどれも全力でした。分身がいるのではと言われたくらい、アクティブでした! 特に頑張ったのはサークル活動です。吹奏楽団に所属し,100人を超える楽団で指揮者を担当しました。 楽譜を読んで作曲者の意図を考え、表現をメンバーと共有し、演奏する。この経験は、アナウンサーの仕事にも活きています。
今はニュースやCMの原稿読みをとことん行っています。原稿がきちっと読めなければ、中継やフリートークはできません。 大ベテランの方でも、満足に読めたのは「たったの2回だけ」と言っていました。だからこそ、奥深く、研究し甲斐があります。 「原稿は読むものではなく伝えるものだ」とよく教わります。伝わることが重要なのです。「伝わる読み」を目指して頑張ります。
就活中「雇ってあげる」というスタンスをとる企業もありました。そんな中、MROの面接では「私の人柄」を中心に見てくれて、 長い時間話を聞いてくれました。「一緒に働くうえで上も下も関係なく、仲間である」というのがMROです。そこに惹かれました。
アナウンサーはキラキラしているイメージがありますが、その裏では地味な努力が必要だと感じています。 入社してから発声・発音練習は欠かさず続けています。部屋にこもって勤務時間の大半を練習に充てる日もあります。取材の練習で、会社近くで勝手に観光客にインタビューしたりもします。放送で使われるわけではないですけどね(笑) 先輩アナウンサーでも編集作業や情報収集など、デスクワークをする時間が多いです。裏側では、地味な仕事を積み重ねています。
努力し続ける人になりたいです。私はこの仕事が自分に向いているとは思っていません。 だからこそ、努力をしなければ常にベストな私でいれないし、仕事でパフォーマンスも発揮できません。 努力されている先輩の姿を見ているからこそ思えました。これからも自分の中で納得いくまで努力を続けたいです。
ポイントは「クールにさらり」です。マスコミ業界で就活していると、周りにはすごい経歴や技術を持った人がたくさんいます。 その人たちに囲まれて就活していると、少しでも自分を良く見せようと背伸びをする人もいます。ただ、そんな必要は全くありません。「自分」について伝えられればいいのです。 私はアナウンススクールに通っておらず、いわゆるアナウンサー就活に関しては無知でした。就活を始めた時期も遅かったです。 だからか、他の人よりも気負っていなかった自信はあります。 「採用されればラッキー、不採用なら企業とのミスマッチ」。他人に左右されず、焦らず、クールに決めてください。