「金沢最古の茶室でお茶のお稽古」お稽古日誌
2019年11月15日 14:49
紅葉も色づきはじめましたね。
10月30日に行われた“かなざわ美人稽古”
「金沢最古の茶室で嗜む“お茶”のお稽古」
西田家庭園「玉泉園」で行われました。
県内に住んでいても
「玉泉園」に行ったことがない、という方も
多いのではないでしょうか?
歴史は400年ほど前にさかのぼり、
なんと完成までに約100年もかかったというこだわりのお庭。
そばには加賀藩歴代藩主が築いた兼六園がありますが、
兼六園より120年古い、江戸時代中期のお庭です。
今日はこの歴史あるお庭で、
四季の移ろいを感じながらお茶席の体験お稽古です。
お稽古の舞台となったお茶室「灑雪亭(さいせつてい)」は
金沢最古のお茶室で、お庭の一番高い所にあります。
お稽古の先生は「大日本茶道学会」
支部長の 牧 仙凉 先生
慣れないお茶室での体験に
参加者の皆さんは若干緊張気味。
緊張するのは、
お茶室での立ち居振る舞いが分からないから…ですよね…
でも大丈夫!今回は
その「疑問」「不明点」を
ざっくばらんに解決しながら
お茶席を体験できるのが
今回のお稽古の目的です。
「濃茶と薄茶はどう使い分けるの?飲み方は?」
「どこに座ればいいいの?」
「お菓子のいただき方は?作法って?」
「お茶室の掛け軸やお花は、どのタイミングで鑑賞するの?」
「足がしびれないコツはあるの?」
などなど、
聞きたくても聞けない質問、
恥をかかないためのポイントを教えてもらえる
有意義な時間となりました。
何より、実際に
お抹茶や和菓子をいただきながら
実践的に教えてもらえるのが
好評でした。
まさにお茶文化が色濃く残る
金沢らしいお稽古となりました。
次回のお稽古もお楽しみに★
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