かなざわ美人稽古 お稽古日誌

紅葉も色づきはじめましたね。

10月30日に行われた“かなざわ美人稽古”

「金沢最古の茶室で嗜む“お茶”のお稽古」

 西田家庭園「玉泉園」で行われました。

 

県内に住んでいても

「玉泉園」に行ったことがない、という方も

多いのではないでしょうか?

 

歴史は400年ほど前にさかのぼり、

なんと完成までに約100年もかかったというこだわりのお庭。

 

そばには加賀藩歴代藩主が築いた兼六園がありますが、

兼六園より120年古い、江戸時代中期のお庭です。

今日はこの歴史あるお庭で、

四季の移ろいを感じながらお茶席の体験お稽古です。

 

お稽古の舞台となったお茶室「灑雪亭(さいせつてい)」は

金沢最古のお茶室で、お庭の一番高い所にあります。

 

お稽古の先生は「大日本茶道学会」

支部長の 牧 仙凉 先生

 

慣れないお茶室での体験に

参加者の皆さんは若干緊張気味。

緊張するのは、

お茶室での立ち居振る舞いが分からないから…ですよね…

 

でも大丈夫!今回は

その「疑問」「不明点」を

ざっくばらんに解決しながら

お茶席を体験できるのが

今回のお稽古の目的です。

 

「濃茶と薄茶はどう使い分けるの?飲み方は?」

「どこに座ればいいいの?」

「お菓子のいただき方は?作法って?」

「お茶室の掛け軸やお花は、どのタイミングで鑑賞するの?」

「足がしびれないコツはあるの?」

 

などなど、

聞きたくても聞けない質問、

恥をかかないためのポイントを教えてもらえる

有意義な時間となりました。

 

何より、実際に

お抹茶や和菓子をいただきながら

実践的に教えてもらえるのが

好評でした。

 

まさにお茶文化が色濃く残る

金沢らしいお稽古となりました。

 

次回のお稽古もお楽しみに★

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