番組審議会バックナンバー

1.開催日時  令和3630日(水曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 9

  出席委員  7

        福森 義宏 委員長  植村まゆみ 副委員長

        大樋長左衛門 委員  西尾 眞友 委員  

        大場 吉美 委員   堀  直子 委員         

        高橋 涼子 委員 

         

放送事業者側出席

        代表取締役社長         吉藤 徹

        常務取締役           島田喜広(編成担当)

        取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)

        テレビ制作部          亀山貴洋(ディレクター)

        番組審議会事務局長       沢田秀樹

 

4.議題

・各局放送種別比較(2020年度下期)

・ラジオ・テレビ 令和37月編成について

・第29JNN中部ブロック委員長会議意見集約のお願い

・テレビ番組批評

MROテレビ 『絶好調W特別編 ドタキャン』

放送日時 令和3年5月19日(水)午後8:00~午後9:00

 

<各委員からの主な意見のまとめ>

■とにかく気軽に楽しく見ることが出来たバラエティ番組だった。YouTubeではキャンプは昔から鉄板の人気の動画なので、テレビを見てない層にもウケたのではないか。

 

■バラエティ番組は、どこまでが台本でどこまでがアドリブなのか見ていても分からないが、咄嗟のアドリブはやはり面白く、今回はそんなアドリブが効いていてストレスなく視聴出来たように思う。

 

■YouTube利用者を意識したのか、人気YouTuberがよく使うBGMを使用していたこと、映像でドローンを活用したことなど、ネット視聴者が入りやすい環境だった。

■バラエティ番組は面白いことが何よりだが、冒頭馬場ももこさんが寒い海に突き落とされるシーンは「少しやり過ぎ」で、見るのが嫌になった視聴者もいたと思う。

 

■バラエティ番組はタレントの言動に左右されるが、今回はタレントを過剰に扱っていたことに不満が残る。「能登島」の観光資源を紹介する意図があったのだろうが、寒い中急造屋台で握ってくれたすし職人さん、高級牛肉を持って来てくれたお肉屋さん、温泉のお湯を運んでくれた島おこし団の皆さんに対する扱いが良くない。彼らもタレント同様、番組出演者であることを意識して欲しい。

 

■いくら「ドタバタ」だとは言ってもそこは「キャンプ番組」。一般のキャンプ好きな方からすれば、「能登島キャンプ」へのアクセスや近くで揃えられる食材等、「面白さよりも利便性情報」が欲しかったのではないか。「面白さ」と「情報」のメリハリをつけるべき。

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