1.開催日時  令和2年10月28日(水) 

2.開催場所  新型コロナウイルス感染防止のため急遽書面開催に変更

3.委員の出欠 委員総数 9名

  出席委員  9名

  福森義宏 委員長  植 村 まゆみ 副委員長

  大樋長左衛門 委員 小田與之彦 委員

  西尾眞友 委員   大場吉美 委員

  堀 直子 委員   み  ゆ 委員

  滝口圭子 委員

  ※委員全員の方から書面を頂きました。

 

放送事業者側

        代表取締役社長         吉藤 徹

        常務取締役           島田喜広(編成担当)

        取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)

        番組審議会事務局長       沢田秀樹(業務局長)

 

4.議題

◇番組種別報告

◇批評番組 レオスタ拡大版『感染再拡大~新型コロナとの共生はいかに~』

令和2年8月21日(金)午後4:50~午後5:50および『レオスタ』内 北陸放送 報道部

 

5.議事の概要

◇番組種別報告(2020年度上期放送結果)を書面でご承認を頂きました。

◇批評番組ついては、各委員より書面でご意見を頂きました。

 

6.各委員からの主な意見のまとめ

■「against コロナ=コロナとの闘い」の時代から「with コロナ=コロナとの共生」の時代へと認識を変えていかなければならない時期に、放送するに相応しい番組だった。

 

■毎日の「コロナ関連」ニュースで日本中が憂鬱なストレスに陥っている感じだが、人の危機意識は時が経過すれば薄れてしまいがちなので、マンネリ化させずに「常に危険と隣り合わせ」なのだという視聴者へのメッセージは大切である。

 

■看護の人々や医療機関の人々の現場がいかに深刻なのかが伝わったし、隣県である福井事情を紹介したことも、「ここで気を抜かない」という心構えが出来て良かった。

 

■番組の大半が「石川県内のコロナ現状報告」に割り当てられており、「新型コロナとの共生」の話題が最後の10分ほどしかなかったのは残念。

 

■堤教授はじめ専門家の起用は適切であったと思うが、専門家の意見を聞くだけではなく、例えば完治した人にも後遺症はあるのか等、司会進行をやりながらも、一般視聴者目線での質問もして欲しかった。

 

■片町からの中継は、お店側のコロナに対する努力は分かったが、放送時間の都合で外がまだ明るく本当の意味での「夜の街」の実情を反映していないし、また金沢大学の話の後に「石川県の記者会見」中継が入ったり、観光業の話題としながら山中温泉の実情のみで、その後森山町小学校の話題のなったりと、なにか唐突的なイメージが残ってしまい、「生放送」にしたばかりに、上手く伝えきれない一面があったように思う。

 

■本番組に限らずテレビ局全般に言えることだが、リモートを活用したり衝立を置いたりすることが「コロナ時代」のテレビでは決してない。デザインセンスに欠如している。もっと工夫すべき点があると思うし、それを見つけ出すことが今後のテレビの使命のように思う。

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