1.開催日時  令和2129日(水曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 9

  出席委員  6

        福森義宏 委員長   大樋長左衛門 委員 

        西尾眞友 委員    大場吉美 委員    

        堀 直子 委員    植村まゆみ 委員     

         

放送事業者側出席

        常務取締役           吉藤 徹(編成担当)

        取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)

        テレビ制作部          上野幸太郎(番組ディレクター)

        番組審議会事務局長       沢田秀樹(業務局長)

 

4.議題

・第28回(令和元年)番組審議会賞選考結果について

・ラジオ・テレビの番組編成について

・テレビ番組批評

MROテレビ

『加賀百万石で風になれ~金沢マラソン2019総集編~』

放送日時 令和元年12月22日(日)午後3:00~午後3:54

 

<各員からの主な意見のまとめ>

■金沢マラソンの全体像と参加者の生き生きとした様子がよく分かる「総集編」に相応しい内容で、メディアの力を活かして積極的に関わる姿勢が伺えた。

 

■特に圧巻のスタートシーンやゲストランナーとの伴走撮影、また「食べまっしステーション」での心温まる映像やコース紹介もGoogle Earthなど利用するなど、地上か空から、様々なアングルを通じた映像への拘りを感じた。

 

■今年の作品は、「食べまっしステーション」等ボランティアの活躍や沿道からの応援の様子、猫ひろしさんのパートなど、コンパクトにまとめ非常に見やすく、そこで空いた時間を利用して、ランナーの声を出来るだけ拾っていたことは良かった。

 

■5年間の試行錯誤結果、年々完成度は上がっているが、演出や撮影技術の向上だけではいずれ「マンネリ化」を招く恐れがある。次年度以降の課題となろうが、例えば、金沢マラソンには「オリンピック」や「世界陸上」などを目指している選手も参加しており、マラソンレースの醍醐味や過酷さを伝えることも必要だろう。

 

■「マンネリ化」という点では、金沢マラソンの「楽しさ」はこれまで十分伝えてきたと思うが、金沢マラソンは、医療メディカルを担当するチームや交通規制を管理するスタッフなど、「楽しさ」だけでなくいかに「安心して」ランナーが走れるかという配慮もなされている。そんな縁の下のチカラを見せることで、金沢マラソンをより理解し協力してくれる環境を広げていくのもメディアとして役割であろう。

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