第557回 令和元年12月23日(月)開催
2019年12月23日 12:00
カテゴリ:2019(平成31年・令和元年)
1.開催日時 平成元年12月23日(月曜) 午前11時より
2.開催場所 北陸放送 4階役員会議室
3.委員の出欠 委員総数 9名
出席委員 8名
福森義宏 委員長 石原多賀子 副委員長
大樋長左衛門 委員 西尾眞友 委員
大場吉美 委員 堀 直子 委員
植村まゆみ 委員 み ゆ 委員
放送事業者側出席
代表取締役社長 京村英二
常務取締役 吉藤 徹(編成担当)
取締役報道制作局長 大家陽一(報道制作担当)
テレビ制作部 室 孝志(番組プロデューサー)
番組審議会事務局長 沢田秀樹(業務局長)
4.議題
・第28回(令和元年)番組審議会賞投票のお願い
・ラジオ・テレビの番組編成について
・テレビ番組批評
MROテレビ『こころのすし~ある日の小松弥助~』
放送日時 令和元年11月27日(水)午後7:00~午後8:00
<各員からの主な意見のまとめ>
■全体的に見て、題材・構成・カメラワーク・編集・ナレーション・音声・BGMの全てに関して、統一感がありかつリズミカルで、まるで映画を見ているような秀逸な作品だった。
■題材・構成については、主人公の寿司名人森田さんは言うまでもなく、森田さんを取り巻く人々との関係値も、森田さんが中心になるように、さりげなくかつ非常に上手く捉えていた。
■カメラワーク・編集については、丁寧かつ分かりやすく、森田さんの名人の業(わざ)を余すところなく映像に収めていた。
■ナレーションの東出昌大さんのコメントは、さすが日本文化に造詣が深いだけあり感心したし、音声も名人森田さんの貴重なコメントを逃さず収録していた。BGMはあえて音のない間をつくり、その無音の間が番組に絶妙な効果を与えていた。
■森田さんは88歳にして前しか見ない素晴らしい生き方をしている。そんな未来志向だからこそ、番組は「今」を中心に展開していた訳だが、ここまで番組が洗練されていると、あえて森田さんが寿司職人を目指した15歳の時の気持ち、小松時代のこと、金沢で再出発する間の想い、そんな率直な気持ちを聞いてみたくなった。
■同時に「森田ワールド」という素晴らしい世界観を見せて頂いた訳だが、石川県の寿司文化についての率直な想いも伺ってみたいと思った。
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