第555回 令和元年10月30日(水)開催
2019年10月30日 12:00
カテゴリ:2019(平成31年・令和元年)
1.開催日時 平成元年10月30日(水曜) 午前11時より
2.開催場所 北陸放送 4階役員会議室
3.委員の出欠 委員総数 9名
出席委員 5名
福森義宏 委員長 石原多賀子 副委員長
西尾眞友 委員 堀 直子 委員
植村まゆみ 委員
放送事業者側出席
代表取締役社長 京村英二
常務取締役 吉藤 徹(編成担当)
取締役報道制作局長 大家陽一(報道制作担当)
テレビ制作部 中川拓耶(ディレクター)
番組審議会事務局長 沢田秀樹(業務局長)
4.議題
・2019年度上期放送番組種別報告
・2019年10月期放送番組種別連絡
・ラジオ・テレビの番組編成について
・テレビ番組批評
MROテレビ ダイドードリンコ「日本の祭り」
『やんちゃ漁師の女装神輿~輪島・奧津比咩神社大祭~』
放送日時 令和元年9月22日(日)午後2:00~午後2:55
<各員からの主な意見のまとめ>
■とにかく映像が素晴らしかった。ドローンを駆使した最新技術での撮影・貴重な海女漁のライブラリーという、新旧の映像を巧みに織り込んだだけでなく、神輿シーンでは非常にハードなカメラワークで、映像全般に亘り制作者の心意気を感じた。
■舳倉島は石川県に位置していながら県民自体にあまり知られおらず、ましてや沖ノ島と同じ神様が存在していること、祭りのルーツの詳細な説明など、この番組を通じて知ることが出来た意義は大きく、視聴者にとっても新しい発見だったように思う。
■素晴らしい映像から舳倉島と海女漁の存在を知らしめたのはいいが、その分内容的に不十分なとこもいくつかあった。例えば、舳倉島での現在の人々の暮らしぶり、海女漁の変遷と将来像、また現役の海女さんのこの祭との関わりがよく分からず、あたかも「海女漁」と「祭り」の二つの番組が同居しているように思えてしまった。何か「海女漁」と「祭り」を結び付けるものはなかったのだろうか。
■表現の問題で、音声では「アマ」と発音されていても、文字では「海女」「海士」「海人」が使い分けて表示されていた。この使い分けには何らかの意味があるはずで、テレビだけにその説明は必要でだったのではないか。
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