1.開催日時  令和元年731日(水曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 9

  出席委員  8

       福森義宏 委員長   石原多賀子 副委員長

       大樋長左衛門 委員  西尾眞友 委員  

       大場吉美 委員    堀  直子 委員  

       植村まゆみ 委員   み  ゆ   委員

 

放送事業者側出席

       代表取締役社長         京村英二

       常務取締役           吉藤 徹(編成担当)

       取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)

       ラジオ制作部          沼田憲和(ディレクター)

       番組審議会事務局長       沢田秀樹(業務局長)

 

4.議題

  1. ラジオ・テレビの令和元年8月の番組編成について
  2. ラジオ番組批評

MROラジオ 『ノックの鬼と呼ばれた男  名将 山下智茂』

放送日時 令和元年5月26日(日)午後3:00~午後3:55

 

<各委員からの主な意見のまとめ>

■山下監督はもちろん、その教え子たちへも丹念に取材しており、両者の実直で飾らない言葉から、取材対象者と制作者の強い信頼関係の上に成立している番組であることが理解出来た。

■“野球道”から“野球学”へ、すなわち監督が真の「教育者」へと変わっていく過程において、当時の教え子のインタビューを分かりやい時間軸として差し込んだ構成・演出方法に感心した。

■野球にとどまらずスポーツを扱う場合には、どうしても動的部分に注目が集まるが、今回は「熱意」「信頼」「想い」「感謝」という人間の内面を焦点に話を展開しており、ラジオの媒体特性を非常に上手く活用していた。

■今回の番組から、「知識」として知っているということと、「経験」したからこそ分かることとの違いを、はっきりと感じ取ることが出来た。

■最終的には「教育者」としての山下監督を表現しているのだが、その「人間性」にさらに迫る意味で、監督の生い立ちをはじめ、良かった時期あるいは悪かった時期をよく知る周りの方(例えば学生時代の仲間や学校関係者や父兄など)からも話を聞いた方が、より内容が深まったと思う。

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