1.開催日時  平成30年12月19日(水曜) 午前11時より

2.開催場所  北陸放送 4階役員会議室

3.委員の出欠 委員総数 9名

  出席委員  7名

        福森義宏 委員長  石原多賀子 副委員長

        西尾眞友 委員   大場吉美 委員

        堀 直子 委員   植 村 まゆみ 委員  

        み  ゆ 委員 

 

放送事業者側出席

        代表取締役社長         京村英二

        常務取締役           吉藤 徹(編成担当)

        取締役報道制作局長       大家陽一(報道制作担当)

        報道制作局(テレビ制作部)   室 孝志(周年特番チーフ)

        番組審議会事務局長       沢田秀樹(業務局長)

4.議題

・第27回(平成30年)番組審議会賞投票のお願い

・テレビ・ラジオ年末年始の番組編成について

・テレビ番組批評

 

MROテレビ開局60周年記念特番 

『サンキュー!M(エム)リバディ!!』

平成30年12月1日(土)午後0時10分~午後5時00分

 

<各員からの主な意見のまとめ>

■昭和33年からの貴重なライブラリー映像を上手く活用し、60年間で積上げたMROの歴史が分かる周年に相応しい番組だった。MROテレビの歴史を「自分史」に重ねた人、また地元で起こった事件や出来事を初めて知った人など、幅広い層が様々な想いで見てくれただろう。

 

■目玉企画のひとつである「27年ぶりのPK戦」は、当時の映像も織り込んだ非常に面白い企画で、これだけでも1つのバラエティ番組に出来ると感じた。このような過去映像持つことが歴史あるテレビ局の強みなのだろう。

 

■全体構成として、「60年映像史」「60年後のミライ」「60均企画」「伝説のPK戦」と4つの柱がしっかりしていたが、5時間近くの生放送は、視聴者にとっても長いと感じることが予想されるので、4つのテーマ毎に4つの番組を編成するというやり方もあったのではないか。

 

■特に「60年映像史」はやや駆け足気味で、当時の社会情勢や経済環境および全国との関係等の背景まで、じっくり視聴者に紹介しても良かったのではないか。60年間「地域を見つめてきた」のであれば、MROテレビがどう地域と関わっていたのか、当時取材に立ち会った制作者のコメントを差込むなど、振り返ることも必要だったと思う。

 

■ところどころに出てきた「なつかCM」は、非常に懐かしく、興味を惹かれる良い企画だった。願わくば平成に入ってからのものも見てみたかった。

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