高校野球初日の現場で感じたこと
2020年7月13日 14:21
カテゴリ:谷川恵一
高校野球、石川県の独自大会が無事に始まりました。
野球部の先生たちは春からずっと休みなし。
開催に向けて動いた皆さんに最大限の敬意を表しつつ、
選手たちの去り際に、何ともいえない切なさを感じた1日でした。
試合が終わり、選手たちもトンボをかけ終わると足早にグラウンドを去っていく。
最小限の取材の間も、選手は比較的淡々としている。
試合ができる喜びと、「燃え尽きた」のか分からない無念さとが
半々かもしれません。
短い時間の中でも印象的だったのが、両チームのベンチで行われた
“最後のミーティング”でした。
新型コロナ対策で、ロッカーに戻る前にとられた、短い時間。
監督が選手を励まし、キャプテンが3年間の思いを述べると選手たちの目が潤む。
敗れたチームが夏の終わりを感じた、初めての瞬間だったように思います。
観客のいない夏。選手たちは静かに3年間の幕を下ろしました。
でもプレーに一生懸命な姿は、知らない誰かにもきっと響いています。
そして知らない誰かに伝えられるのが、ラジオです。
今年の中継で少しでもその役目を果たせたらと思っています。
次回のブログは入江アナが担当します!
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