放送越しに、どのくらい伝わっているのだろう。
MRO局内では、早いうちから新型コロナウイルスに神経を尖らせていて、

アナウンス部のデスクワークも2部屋に分けられている。
私たち4人のデスクが置かれているのは、もとは「休憩室」。
コーヒー片手に寛ぎたい人を締め出してこのブログを書くのは少し後ろめたい。

 

朝のラジオ「3県ポン」でおなじみ、KNBの木下一哉アナウンサーから

「ウチもテレワーク始めたよ」とメールが届いた。

木下アナの自宅にマイクを据え、簡易な通信機で局に音声を送るというものだ。
聞いたところ、掛け合いのストレスも無い上に、音声も鮮明。

家でも何とかなるものだ。

 

というわけで、こちらも「宅録」に挑戦しました。

ボーカルの大敵は音の「反響」。

カーテンに包まってみたり、コタツに潜ってみたり(片付けてなくてよかったね)。

結果、ストレスなく喋り続けられるのは、

「大量に服を吊るしたクローゼットの中で、立って話す」のがベスト、

という結論に至りました。
この方式で収録した『タニカワ旅行社』は4月に一度放送。

5月4日分も一部「クロ録」なので、radikoで振り返っていただきたい。

 

 

 

良く言えば「インディーズバンドがデモテープを作る感覚」。

悪く言えば「中学の時にラジカセで自作のオールナイトニッポンをとる感覚」。

後者はもれなく母親の声が入る。宅録の最大の敵は家族かもしれない。

 

次回の「あなろぐ」は入江アナが担当します。

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