oine金曜日のゲスト

金曜日の午前中には、素敵なゲストをお招きしています。

★第29回 5月11日(金)のゲスト  ヤマカ水産 社長 紙谷一成さん

 昨日(5月10日)は北陸放送の60回目の誕生日でした。その開局記念日にはリスナーの皆さんから沢山のお祝いメールを頂戴しまして、本当にありがとうございました。新しいラジオカーも完成して、より一層皆様から親しまれるMROラジオをめざして頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

 さてさて突然ですが、皆さんの朝ごはんはいつもどんなものを食べていますか?私なんかですと、たとえば温泉旅館に泊まった翌朝のように、御飯に味噌汁、海苔、鮭、味醂干、、、といけば理想的なのですが、やはり普段は簡単なものですねぇ。今週のお客様は、そんな水産物を毎朝早い時間から市場で仕入れて食卓に届けてくれるヤマカ水産の紙谷一成社長をお迎えしました。

 ヤマカ水産さんの朝は、とても早い時間から始まります。市場(金沢中央卸売市場)では、朝3時から競りが開始されますから、その前から仕事は始まります。地物の新鮮な魚、遠方から届く旬の魚も含めて、元気な掛け声のもと仕入れられていきます。ヤマカ水産の歴史も290年前から遡れますから、藩政時代からこうした光景の下、新鮮な魚が人々の食卓に届けられていったのですね。今では、金沢・加賀・能登をはじめ、全国各地のホテル・旅館・料亭・割烹・寿司店・レストラン・結婚式場・居酒屋・外食チェーンなど、多彩な取引先の要望にあわせて、きめ細かな対応をされているのです。

 紙谷社長ですが、「魚食をもっともっと普及させていきたい」と目指していらっしゃいます。様々な伝統工芸品の例でも、職人さんの高齢化と後継者の問題がありました。消費が伸びれば新進の方が望めるのですが、水産界においても同様の問題があります。やはり、朝ごはんには、せめてイカの刺身を取り入れたいなぁと思いました。

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★第28回 4月27日(金)のゲスト  竹松証券株式会社 社長 竹松俊一さん

お客さまの写真 今朝の天気は、“五月晴れ”(まだ5月ではありませんが)といった好天気で、こんな天気のもと、ゴールデンウィークを控えてウキウキされている方も大勢いらっしゃると思います。おおむね今年のGWはお天気が続きそうですね。きょうのゲストの方は、どうゆうご予定でしょうか?。今週の金曜日のお客様には、普段からMROラジオに出演されておなじみの、竹松証券株式会社社長の竹松俊一さんをおむかえしました。

 竹松さんは『おいね☆どいね』の「ねたのたね」のコーナーでレギュラー出演して頂いていて、毎回とても分かりやすく経済時事関連のお話しをしてもらっています。このコーナーの中では、お気に入りの洋楽もかけていただいているのをご存知の方も多いと思います。今日は、私から竹松さんにいろいろ質問をさせていただきました。やはり!というか、いつもの‘立て板に水’のごとく明快なお話をされていたのには、実は学生時代に放送研究会に所属されていた経験が生かされていたようなんですね。ラジオドラマにも取り組まれていたとの事。そんなラジオへの関心が開かれたのは、小学校の電気工作クラブでゲルマニウムラジオを製作して以来かもしれないとの事なのです。その後、ラジオ少年から深夜放送ファン、そして音楽通へと健全に進化された竹松さんは、学生時代にイベントで、自らディスクジョッキーも買ってやっていらっしゃったようで、アクティブな面がとてもよくわかりました。

 ご自身は好奇心がとても旺盛なようで、様々な趣味をお持ちです。竹松さんのブログを拝見していると、交流の様子に加え、本当に話題のジャンルが幅広くて、とても楽しめます。最近では、ロッククライミングに挑戦中でしたね。竹松さんの元気の素は、好奇心と、このアクティブさにあるようです。きっとGW中のブログには、また新しい関心事がアップされているかもしれません。

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★第27回 4月20日(金)のゲスト  加賀味噌食品工業協業組合 理事長 松本耕作さん

お客さまの写真 新年度に入って、あっという間に3週間ほどが経ち、早いなぁと思うようになりました。でも、桜の方はここ一週間、ずっとよく咲いてくれていますので、その分にはゆっくり春を楽しむことができましたね。さて、この4月から一人住まいがはじまり、朝晩に自炊などを経験する方もいらっしゃるでしょうね。かって経験した方にも、そんな自炊での思い出がこの時期に思い浮かんでくるかもしれません。私には味噌汁つくりがありますねぇ〜。ふるさとの味、お母さんの味、自分に馴染んでほっとできる味がそれぞれあります。当地では、加賀みそがそうなんでしょう。今週のお客さまには、加賀味噌食品工業協業組合の松本耕作理事長をお迎えしました。

 加賀味噌食品工業協業組合は昭和46年に、それぞれ江戸・明治時代より続く石川県内の味噌製造業者10社が共同で工場を建設し、衛生管理の徹底化と生産性の向上を目指して設立されました。40年経過した現在では年間1,400tの味噌を生産し石川県の味噌生産量の2/3を占めています。松本さんのお店も、かっては片町の中心地にある歓楽ビルの建っているところにあったのですって!ところで、加賀みその特徴というと少し柔らかめでコクがあって香りが高い、そんな味噌なので簡単にお湯に溶かして美味しい味噌汁を作ることができます。一人住まい初心者には絶好ですね。

 そもそも、この加賀味噌の起源は?松本さんから興味深いお話を伺いました。徳川の時代、前田候の治政下、戦時における軍用の貯蔵食品として盛んに造られたのが「加賀味噌」の起源だったようです。軍需品として長期保存が利くことが重視されていたため、当初はじっくりと熟成させて塩分が高めの辛口で、すこし硬かったようです。その後の泰平の時代の流れにつれて現在のようになってきました。金沢には、地名に味噌蔵町とか味噌屋町といったところがありますが、そんなところで盛んに造られていたのでしょうね。

 お味噌は、健康維持食品として日本国内に限らず海外からも注目されるようになりました。フランス料理のシェフが隠し味や、独特のソースとして美味しく活用して調理するのをテレビでも見たことがあります。日々の食生活のなかで、上手に使いたいものです。もちろん、二日酔いの翌日の朝には、これはもう欠かせないものですね。

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★第26回 4月13日(金)のゲスト  小松市市長 和田慎司さん

お客さまの写真 本格的な春の訪れが桜の開花前線と共にやってきました。待ち遠しかったですね。金沢は今日が満開ということなんですが、小松では昨日が満開だったようで、週末にかけては加賀から金沢へ、そして能登へと桜の便りが伝えられていくことでしょう。今日のお客様には、そんな小松から小松市長の和田慎司さんをおむかえしました。

 和田さんは三年前の春に小松市長に当選されました。民間出身の市長として市政の在り方を考え続けたうえでの‘桜咲く当選’を果たしました。そんな市長、スタジオでは「小松には皆さんにお見せしたいいろんなものが沢山あるんですよ!・・・」と次々に熱心に語ってくれます。小松の将来のビジョンを見据える情熱家の眼差しが、にこやかな眼鏡の奥に輝いています。環日本海時代をも見据え、小松にある豊かな歴史と文化、そして活力ある技術や産業基盤を生かして、様々な計画(小松10年ビジョン)が打ち立てられました。市長も、その先頭に立って市民力をあげての取り組みです。小松にどんどん人を呼込む“大交流時代”を目指していきます。

 未来を担う小松の子供達へも、その取り組みは始まっています。昨日(12日)には小松空港に隣接する石川県立航空プラザに、日本では最大級の屋内飛行機型遊具が登場しました。子供たちの夢を育てるきっかけとなって欲しいというその思いは、科学交流館や子供歌舞伎などとともにしっかりとむけられています。「いっぱいお見せしたいものがある」とは現在のみにあらず、、、和田さんのお話が途絶えることはありませんでした。それら数々の計画の開花前線到来を待ち望んでいます。

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★第25回 4月6日(金)のゲスト
(株)アイ・オー・データ機器 代表取締役社長 細野昭雄さん

お客さまの写真 例年ですとこの頃に、桜の便りをお伝えすることができるはずなんですが、今年は来週へと持ち越しとなりそうです。そんな寒い4月入りを迎えましたが、街には新入学、新社会人などのフレッシュな装いが、希望に満ち溢れた姿で輝いていますね。『おいね☆どいね』も三年目を迎えます。どうぞよろしくお願いします。新年度の最初にお迎えする金曜日のお客様は、地元金沢に本社を構え、今やグローバルな企業としてデジタルライフを支える様々な機器を製造している、株式会社アイ・オー・データ機器の代表取締役社長の細野昭雄さんです。

 来るべき‘電子計算機(パソコン)’社会を前にして、細野さんがアイ・オー・データ機器を興したのは何と三十一歳の頃で、現代のようにベンチャー精神のもとに起業される企業がまだまだ少なかった時代です。その後のパソコンの普及に伴い、周辺機器事業が見事に拡大してお客様のニーズをしっかりとつかまえてきました。時代の最先端をいく主役パソコンをより使いやすくより便利にと、数々の製品を世に送り出してきました。このような製品を作るべく起業されたわけですから、当然理科系の方なんですが、面白いお話を伺いました。細野社長は何と、MROが開局(60年前)した子供の頃に、武蔵にあったスタジオを見たことがあるそうで、そのスタジオから放送される番組がどうしてラジオから音が出てくるのだろうと思ったそうで、そんな関心を持ちラジオ少年に入り込んでいったのが、理系の道に進む理由の一つだった(かも)そうなんです。とても嬉しくなるお話を、当時の懐かしい話とともにニコニコとお話しいただきました。

 デジタルの技術は本当に秒進分歩。現場での開発には技術面で発言することは少なくなったとおっしゃいますが、一般の利用者としての意見から厳しくおっしゃる事があるそうです。「使う人の立場にたって、使いやすくていい製品を!」の姿勢は、起業時代から変わらない細野社長の挑戦なんですね!これから、もっともっと家庭の中にデジタル家電機器が身近にはいってくるでしょうが、私のような機械音痴でも使いやすくて便利な機器をお願いしたいですね。

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★第24回 3月30日(金)のゲスト
(財)石川県予防医学協会予防医学クリニック 院長 魚谷知佳さん

お客さまの写真 みなさんは体にいいことって何かやっていますか?実はこの金曜日のお客様のコーナーにおむかえするゲストの方の多くが、健康維持のために何か気を付けて取り組んでいらっしゃる方が多いんですよね。そんなことに触発されてか、私もこの3月から‘朝ヨガ’をはじめてみました。いつまで続くのかは自信がないのですが、春になると体にいいことに何か取組んでみたくなります。ところで健康維持のためには、やはり自分の体の事を知っておく健康診断は必須です。きょうのお客様は、
(財)石川県予防医学協会予防医学クリニック院長の魚谷知佳さんをおむかえしました。

 魚谷さんは女性医師として、事前に病気を予防するといった立場から、健康維持のための様々な啓発にあたっていらっしゃいます。定期的な健康診断は、病気を予防する、またかからないといった為には欠かすこができない大切なものなんですね。もちろん受診した後、本人がどのような意識で生活していくかという事はとても大切な事で、そのための指導、サポートも重要です。大切な命を守るためには、早く見つけて早く治す。まず自分の事を知って、どのような知識と実践をともなって次にどうするかは、ちゃんと身につけておきたいことなんです。

 ガンも早期発見、そして治療すれば克服できるケースが多々あります。ガンにかからないための情報も様々なメディアで多く取り上げられるようになりました。戦後から、日本人の生活習慣は、食事の内容もふくめていろいろと変化してきましたが、そんななかで大腸ガンは男女ともに増える傾向です。来月の21日22日に、魚谷さんも加わって“いしかわ大腸がんサポーターズ実行委員会”が、市民公開講座として啓発イベントを企画しています。21日には金沢市の金城樓で、ゲストにNHK連続テレビ小説「カーネーション」にレギュラー出演した小松市出身の女優・玄覺悠子さんを迎えて「健康と美は食事から」というイベントが開催されます。美味しい加賀料理を味わいながら健康の大切さについて考えてみるのもいい機会ですね。

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★第23回 3月23日(金)のゲスト  連合石川 会長 狩山久弥さん

お客さまの写真 みなさんにとって「春を告げるもの」とは、いったいどの様なものがあるでしょうか?もちろん暖かな春の風景や行事、送別や新しい生活など様々あるでしょうね。実のところ、私はそれほど認識してはいなかったのですが、この時期に精力的に繰り広げる“闘争”にこそ・・・という方々がいらっしゃいます。その方々にとって春を告げるものとは、労働者の条件をより豊かなものへとするための春闘(春季生活闘争)です。今日は、そんなお忙しさ真っ最中のなか、連合石川会長の狩山久弥さんをおむかえしました。

 “闘争”の主リーダーとも言える役職に就いていらっしゃる方なのに、私にはそんな闘志が、夏のギラギラとする太陽のようではなくて、春の包む込むような陽光のように感じられました。そんなお人柄の狩山さんに、今年の春闘の進捗度をお聞きしました。今年は目下、国内もまた世界的にも苦しい状況が続いているなか、ある意味順調に解決されてきていて、前年を上回る成果があがっているようです。出足としては、やや好調のようですがこれからがローカルとしての本番を迎えるということで、まだまだ気が抜けない毎日がつづきそうです。

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★第22回 3月16日(金)のゲスト  和菓子村上 代表社員 村上二郎さん

お客さまの写真 クラムボンが、かぷかぷ笑っている。。。そんな透明感たっぷりの朝の風景のなか出勤しました。前説に、こんなご挨拶をするほど清らかな早春の朝なんですね。情報キャスターの辰巳さんも、ようやくコートを着ないで外からの中継をしてもらいました。さてクラムボン、みなさん分かりますかぁ~?そんな朝にお迎えしたお客様は、和菓子村上の代表社員でいらっしゃる村上二郎さんです。

 MROのスタジオ出演は初めてということで、ゆっくりお話しできるのを楽しみにしていました。お会いしてちょっと驚いたのがその両手。きっと、あんな細やかな和菓子を作られている方なわけですから、手も繊細な感じなのかなぁ〜と思っていたのですが、意外や大きくて、でもふっくらとされているんです。ひとつひとつのお菓子を包み込む優しさと、形どっていくしっかりとした働き者の手なんですね。村上さんの手も、かぷかぷ笑っていました。

 今さらですが、日本の菓子はどうしてこんなに楽しむことができるのでしょうか。外国の方がとっても驚嘆するのを見たことがあります。暑い季節には、目で見るだけで涼めるお菓子もありますよねぇ、それらは何より日本人の持つ自然への観察眼や、季節感への細やかさが和菓子に凝縮されているのだろうと思います。目でも味わって、そして美味しい。村上さんは、そんな和菓子も時代と共に変化していくことを怠ってはいけないといいます。東京をはじめとする、人が多く集まりやすい都会で、多くのお客様の声に触れ合えるようにと店舗を展開されています。そういったお客様の評判を受けて、新しいお菓子作りに生かそうということなんですね。とりあえず、桜の季節のお菓子がとても楽しみです。

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★第21回 3月9日(金)のゲスト  金沢蓄音器館 館長 八日市屋典之さん

お客さまの写真 今週は穏やかな日が続きましたね。啓蟄もすぎ、万物もモゾモゾと行動開始する季節となってきました。人も気持ちよくどこかへお出かけしたくなります。そんな時に是非立ち寄って、触れ合ってみたいところがあります。今日はそのなかの一つ、金沢蓄音器館から館長の八日市屋典之さんをおむかえしました。

 館長のお父様(初代館長)が、次第に蓄音器が姿を消していった昭和50年代のころ、無造作に捨てられている蓄音器を見て心を痛められ、「直せばまだ鳴る…」と、その時から収集をはじめ、修理し、気付けば蓄音器540台、SPレコード2万枚ものコレクションとなりました。その後、金沢市がそれらコレクションを譲り受け、2001年7月金沢蓄音器館としてオープンしたのです。現在ではおよそ3万枚もの所蔵となり、蓄音器が奏でる馥郁とした音は、訪れる人の心を包みこみます。

 時代は遷って、音楽も再生機も変化しましたが、こんなエピソードがあったそうです。それは、クリスマスも近い金沢蓄音器館での「聴き比べ」の時でした。ビングクロスビーの「ホワイト・クリスマス」のSPレコードをかけた時のこと、横浜から来館したという夫婦づれの奥様と思われる婦人が、急に泣きだしたのです。どうした事かというと、「小さい頃、父がクリスマスにいつもこのビングクロスビーのホワイト・クリスマスの曲をかけながら、プレゼントをくれたものでした。今、目の前に優しかった父が現れ、あの時の情景が想いだされました。金沢で亡くなった父に会うことが出来、ほんとうに素晴らしいひと時をもらえて、ありがとうございました・・・」とお話しされたそうです。八日市屋館長は「この仕事をしていてよかったと思えるひと時だった」とおっしゃります。蓄音器からの生の音で聞かなければ、その方のお父様は現れてこられなかったでしょう。

 今では日本全国から充実した所蔵を目当てに蓄音器館へ訪ねてくる方が大勢いらっしゃいます。そういえば金沢工業大学のPMCも世界に向けて誇れるライブラリーを一般公開していますし、春にはラフォルジュルネも開催されるし、伝統芸能も息づいているし、、、石川は意外と『音楽の都』であることは間違いありません。

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★第20回 3月2日(金)のゲスト  (株)福光屋 代表取締役社長 福光松太郎さん

お客さまの写真 明日は桃の節句。お雛祭りには、おままごとついでに甘酒をいただきます。可愛らしいお手手のなかにあるのは、当地ではやはり九谷焼の御猪口なんでしょうかね。私には、伝統工芸品の華麗な酒器で、やはり地元に伝わる銘酒が良いですね。そして美味しいお料理ともいっしょに・・・。お酒は二十歳になってからですが。今週は、寛永二年(1625)の創業、金沢で最も古い歴史を持つ酒蔵の福光屋さんから、福光松太郎社長をお招きしました。

 この加賀百万石の城下で、やがて400年にわたり酒蔵を営まれてきて、一番に大事にしていらっしゃる事を、まずお聞きしました。やはり製造にあたってらっしゃる方で明快です。「発酵の力をお客様に味わっていただくというのがテーマです」と原点を見据えて仰います。この地の風土のなかで、発酵という、酵母に最大限の力を発揮してもらうために、人の精進と精魂をもって技を打ち込み、また地の恵み、水の恵みを頂いて美味しいお酒を生み出します。そしてまた、お客様の方の嗜好も、時、時代とともに変わるでしょうから、それにつれて進化もさせていかなければならないと語っていただきました。福光屋さんの400年にわたる歴史には、酒造りのロマンがいっぱい詰まっていそうです。

 さて、その福光屋さんの酒蔵で化粧品が作られているのをご存知の方も多いと思います。酒造りで活躍する麹菌や酵母の力とその技が、美容にとても良い良質なアミノ酸を生成するのです。お米と水だけから作られるコメ発酵液は、"食べても安心な化粧品"とされ、"美と健康のサポートブランド"として次々と展開されています。昔から「杜氏の手は美しい」、芸妓さんが白粉を塗る前に日本酒を化粧水に使う、というエピソードがさまざまに伝わっていました。福光さんご自身も使用されていて、差し向かってのスタジオでのお肌に納得しました。こちらのほうは、二十歳にならなくともお買い求めいただけますね!

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★第19回 2月24日(金)のゲスト  長野ポンプ(株) 代表取締役社長 長野幸浩さん

お客さまの写真 今日は2月の最終金曜日です。来週は3月で、あの東日本大震災から、やがて1年が経つのですね。国内を見渡しても、また世界中でも、本当に多くの災害が発生した一年間のように思います。私たちの防災への考えも知恵も、変化していかなければいけないのかもしれません。今週は、“命を救う”現場で活躍する消防自動車を作り続けていらっしゃる、長野ポンプ株式会社の長野幸浩社長をゲストにお迎えしました。

 長野ポンプは昭和9年のご創業で、以来ずっと消防車を作ってこられてきました。何より優れた物づくりの技術開発を弛まなく注ぎ、現場で活躍する隊員たちが多くの命を救えるようにとの使命感から、多くの優秀な車両を送り出してきました。そうした救命への思いは創業時からのもので、長野ポンプの消防車両づくりの理念は、江戸で活躍した加賀百万石の火消し「加賀とびの精神と伝統」を受け継ぎ、守るという気概によっても支えられてきました。年間に60台前後が作られるそのすべてが、仕向け先の環境に合わせて1台1台をハンドメイドで作り送り出されていくのです。

 昨今は「災害は忘れた頃にやって来る」から「災害はいつもやって来る」という状況が多く見受けられます。長野さんは、消防車というハードの供給のみならず、防災に際して、どんな事に注意を払っていったらいいのか、またどのように産業活動がストップせずに維持していけるのか、といった分野でも人々の支えとなるよう貢献していきたいと頼もしく語っていただきました。

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★第18回 2月17日(金)のゲスト  堀川商店 専務取締役 堀川善次さん

お客さまの写真 女の子がいるお家では、先週はチョコレートづくりに大忙しだったかもしれませんね。そんなバレンタインデーもおわって、今度の週末には桃の節句にむけての、遅れていた準備に忙しくなるお宅もあるかもしれません。今週は春が待ち遠しいなか、人形の堀川の堀川善次専務をお迎えしました。

 3月3日の雛祭りでは、娘さんあるいは孫娘さんと共に、家族みんながその成長を見つめて楽しみます。そして思い出も作られていきます。多くのお宅では、2月の節分過ぎからお雛様を飾るところが多いかと思いますが、そんな飾っていく期間の一つ一つの手間にも、様々な思いが浮かんできて、つい笑顔がこぼれることでしょう。堀川専務は、そんな準備の期間にこそ、桃の節句を迎える楽しみがあると仰ります。お母さんは、昔の思い出にクスッとしたり、また自身の親の事を思いやり感謝したり、そして目の前の我が娘の将来に希望と願いを抱いたりと、そういう楽しみができる期間なのですねぇ。昔から、そんな心豊かになる光景が繰り返されてきました。

 さて雛祭りというと主役は雛人形。堀川さんのところでは、地元が誇る伝統工芸の加賀友禅が描かれたお雛様にも力を入れてこられました。それも、在る生地を人形に合わせ纏わせるのではなく、人形の体に合う衣装に職人さんの手による精細な図柄を描くというのです。さらには、九谷焼、輪島塗、山中塗、加賀繍、川北の雁皮などを用いるセットにも取り組んでいます。ふるさとの伝統工芸の職人さんたちの真心も、きっと永く子供たちの成長を見守っていくことでしょう。

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★第17回 2月10日(金)のゲスト  ゑり華 代表取締役社長 花岡博司さん

お客さまの写真 寒波が居残る中、朝起きてみると、立春すぎの雪は思っていたより積もっていませんでした。こんな程度の雪なら、かえって仲良くなれそうです。そんな雪道を、履物の二の字 二の字で、、、と思い浮かべてお迎えしたのは、加賀友禅の店ゑり華店主の花岡博司さんです。当然、お召し物はお着物、私も和装でお迎え出来たらよかったのですが。

 着物談義に入る前に、ゑり華さんの沿革をお伺いしました。前身は1900年(明治33年)という区切りのいい年に創業されていますから、今年で112年の老舗屋さんです。そして、やはり?と言っていいかもしれませんが、初めの頃は花屋を営んでいて、その後呉服屋を始めて現在にいたっています。当時は、高級呉服というと京友禅がほとんどだったなかで、加賀友禅を中心に据えた専門店として地元の伝統的な「美」を広めてきました。今や全国に世界に、この華やかな「美」の世界を守り伝えることに大きく貢献されているといっても過言ではありません。

 さてさて、「和」のDNAが多分にそなわっている私にとって興味深いお話を伺いました。着物は、反物から仕立てて、また反物に戻すことができる唯一の衣服であると。それほど生地に無駄がないもので代々受け継いでいくことができます。モノを大切にする日本人の良い心構えにも通じるのですね。また洋服とはちがって、衣服としての美しさを保ちつつ「包みこむ」という特徴があるものなのだと。そんな、着物から伝わる包容力が日本人の精神構造へも影響しているものなのかもしれませんね。

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★第16回 2月3日(金)のゲスト  珠洲市市長 泉谷満寿裕さん

お客さまの写真 全国的に極寒のニュースが流れていますが、明日は立春。そして今日は節分。昨年から悪いニュースも沢山ありましたが、是非とも鬼を祓って福を招きたいものですね。奥能登では、もうしばらくすると、年を越された「田の神様」が裃姿の主人に案内されて人々の豊作への願いを胸に、再び田へ送られます。12月と2月に行われる「あえのこと」という行事です。今週は、そんな奥能登の珠洲市から泉谷満寿裕市長をお迎えしました。

 「あえのこと」は奥能登の伝統的な農耕儀礼で、ユネスコの世界無形遺産に登録されています。それほど能登には、人と自然が共生する「日本の原風景」が色濃く残っていて、何世紀にもわたる人々の営みのなかで育まれてきた豊かな地域資源もあります。昨年には、そんな「能登の里山里海」が国連食糧農業機関(FAO)が創設した制度「世界農業遺産」に認定されました。日本国内では第1号の認定です。泉谷さんは、その推進協議会の会長にあたられていて、維持保全のために活躍されています。‘保全と発展’という表裏一体の課題もあって、人々の営みと生態系が後世に伝承され発展していくためには、様々な知恵とご苦労が伴うことだと思いました。

 GNPならぬGN(H)。Hはハッピーとの意で、泉谷さんはGNHを高めて珠洲市を「日本一幸せを感じられる市にしたい」と仰います。今でも綺麗な海と素晴らしい自然が一杯あって、美味しい食べ物もお酒も一杯あって、、住んでいる人たちも皆さん親切で明るくて豊かで、、、、魅力たっぷりなんですが。GNH日本一になる日を、とても楽しみにしています。

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★ これまでのお客さま

2012.5.11
ヤマカ水産
社長
紙谷一成さん

 

2012.4.27
竹松証券株式会社
社長
竹松俊一さん

 

2012.4.20
加賀味噌食品工業協業組合
理事長
松本耕作さん

 

2012.4.13
小松市市長
和田慎司さん

 

2012.4.6
(株)アイ・オー・データ機器
代表取締役社長
細野昭雄さん

 

2012.3.30
(財)石川県予防医学協会予防医学クリニック
院長
魚谷知佳さん

 

2012.3.23
連合石川
会長
狩山久弥さん

 

2012.3.16
和菓子村上
代表社員
村上二郎さん

 

2012.3.9
金沢蓄音器館
館長
八日市屋典之さん

 

2012.3.2
(株)福光屋
代表取締役社長
福光松太郎さん

 

2012.2.24
長野ポンプ(株)
代表取締役社長
長野幸浩さん

 

2012.2.17
堀川商店
専務取締役
堀川善次さん

 

2012.2.10
ゑり華
代表取締役社長
花岡博司さん

 

2012.2.3
珠洲市市長
泉谷満寿裕さん

 
 
 
 
 

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