カテキョー小矢田の家庭教育こ~やったら!

こんにちは石川県家庭教師協会・金沢南事務局の小矢田 学紀(こやた たかのり)です。

8月前半は猛暑のような日が続きましたが、ここ数日は天候不順な日が続きますね。

リスナーのみなさん、いかがお過ごしでしょうか。

 

今週は質問をいただきましたので、それにお答えしました。

■相談内容

初めまして。現在高校三年生の受験天王山時期に入っている娘についてです。

夏休みの少し前に子供と担任とで面談があり東大(文三)を受けてみないかと誘われたようです。高校でも現在東大チームが結成されていまして遅かれしながら娘もそのチームに所属することになりました。そこで先生にいくつか質問させて下さい。

 

①  東大は基本的に高校1年から受験対策に入っている方が多いと聞きます。
娘は高校3年夏になってから決心しました。
対策、勉強など遅くはないでしょうか。

 

②  高校1年夏まで某塾へ行ってましたが秋にやめて現在に至っています。
親としては先生のような家庭教師、もしくは通信教育もしくは、再度塾などに行って欲しいのですが、本人は実力で頑張ると言い、高校の教材もしくは各教科の先生へ質問のみで受験を通すと言います。
親は何か補助的なものがあればいいのにと思いながら本人の意向に任せています。
こういう最難関大学受験の場合は、本人自らの力だけで大丈夫なのでしょうかね?
そういう方はいるのでしょうか?不安で仕方がないです・・・
本人は余裕ではないですが必要がないと言っています。

 

③大学受験に向けて親としての心構えを教えて下さい。

 

ラジオネーム・東大受験予定の子を持つママ

 

というものでした。

東大受験は、私たち家庭教師協会でも過去何回も携わっていますし、私自身も進路指導する立場として、そんなに難しい話はしないです。最終的には目指したいという気持ちがどこまで維持できるかどうかだけの世界です。一般論ですが、受験を具体的に見た時に、入試問題も京都大学のような、珍問奇問が出るような大学ではないので、難問中の難問はできなくて当然というような感覚で受けても特に問題がないです。

ただ大事な部分は、相当に(地方の国立大学と比べると足切りがかかる、医学部と同じくらい)足切りがかかるのが、センター試験です。ここを軽く見ることができないです。センター試験に関しては、目指す志望する大学によって、試験内容が変わるわけではないので、みんなができるような基本的なものを取りこぼさないことです。

それから一番難しいのはこの夏休み明け以降の勉強です。特に東大を目指すレベルになると、模試ラッシュが始まります。センター試験対応のマーク模試だけでなく、ハイレベル模試や、東大に向けた具体的な模試など、こういったものをやりっぱなしにするのではなくて、(特に東大模試など具体的な模試になってくると、出題傾向がかなり似かよってきていますので)しっかりと模試の復習をすることが大事になります。

どちらかと言うと、一旦過去問をするのは止めておいて、まずは模試のやり残しがないよう、そこに集中して欲しいです。

一方で、学校の授業もまだ進んでいるところもあります。基本的には学校の授業内容は学校で終わらせることです。もう家には持ち帰らない、というような心構えで、自分の中の勉強の割り振りをしっかりとしていくことが重要です。

 

今から東大を目指すことに対して、夏になってから決心して今から対策を打つことに関して、遅くないかどうかは、まあ遅いと言えば遅いのですが、だからと言って別に諦める必要もないです。どの受験生に対しても出題範囲は同じですから、それを自分の許される範囲の時間の中でどうペース配分するかということです。

これは②の質問に繋がるのすが、どちらかと言うと、何か学校外教育の中で分からない問題を教えてもらったり、勉強の具体的な中身というよりもペースメイクがなかなか自分で出来ないのであれば、その部分を他に頼るのも一つの方法かとは思います。

私たちも、そういう意味では受験までの行動計画、勉強計画というものを、本人の自主性を尊重しながら、しっかりと立てて臨んでいきます。

あとはよく塾に通う、予備校に通う、となった場合に、じゃあ受験までずっと行き続けなければとなると、目的が違うところにずれてしまうような面もあるのですが、どうしても自分で勉強したいということで、親御さんがそこに対して不安があるようであれば、例えば短期スパン的に1か月だけとか、冬休みになればそういう集中講座で受験科目ごとのものがあるようなところもありますし、私たちのような一対一であれば、一人一人に合わせたカリキュラムを組んで行くので、例えば6回の指導でこれだけのボリュームをやって行こう、10回の指導でこれだけのボリュームをやって行こう、と目的が明確であれば、おそらくお子さんも少しは気持ちが変わってくるのではないかなと思います。その塾に通う、予備校に通うこと、家庭教師を付ける、そのもの自体は目的には成りえないのです(よほどに本人が助けて欲しいという気持ちがない限り)。

助けてほしい、手伝ってほしい、という声を上げているお子さんでない限りは、無理に付けてもなかなか時間をロスするだけです。今は本当にそういう時間のロスがもったいないです。そういう自分の勉強の対策というか、受験の対策のピントが合えば、そういったものも噛み合うのではないかなとは思います。

 

親としての心構えは、一言で言うと単純なことですが、「自分のお子さんが勉強を頑張って、志望校に受かる」と思いこんであげることです。そこで決して否定的な態度を見せないことです。やっぱりそこの不安というのは、ひしひしと伝わりますし、かと言って必ずしも受験生の親御さんはそういった不安は抱えていくのですが、それを子供にぶつけるようなことは絶対にしない、ということです。

特にお子さん自身が自分で東大を受けようと決めたわけですから、そこを後押ししてあげる力は一番近くの親御さんになります。

 

今週もお聴きいただき、ありがとうございました。

小矢田先生への質問はこちらから

◆メール katekyo@mro.co.jp

ご相談内容・ラジオネーム・氏名(任意)・年齢・性別・お住まいの地域を書いてお送りください。

 

小矢田先生プロフィール

小矢田 学紀(コヤタ タカノリ)
石川県家庭教師協会・金沢南事務局
教務部主任
昭和48年、大聖寺生まれ。小松高校~金沢大学教育学部を経て、プロ家庭教師から教育相談員に指名され現在に至る。二児の父親としての顔も持ち、家庭教育の大切さを伝えるべく日々奮闘中。家庭内の「学習環境」へのこだわりから、生徒の勉強部屋を一緒に模様替えをしたという逸話も…。生徒達から信頼される熱血相談員。

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