カテキョー小矢田の家庭教育こ~やったら!

こんにちは石川県家庭教師協会・金沢南事務局の小矢田 学紀(こやた たかのり)です。

県内は梅雨入りしたばかりというのに、この蒸し暑さです。真夏のようです。

リスナーのみなさんはいかがお過ごしでしょうか。

 

今週は質問をいただきましたので、それにお答えしました。

 

■質問

家庭学習を行う際の教材の選び方を教えてください。

娘は通知表を見る限り、可もなく不可もなく平均的な学力(AもなくCもなく、ほとんどB)で、親として少し不安を感じています。

学校からもらってくる教材と宿題だけでは、理解度が低いのかもしれません。

小学5年生の娘用に、家庭学習用の教材(参考書や問題集)を思い、選ぶ際のポイント等ございましたら、教えてください。

よろしくお願いします。

ラジオネーム:金沢東部サエコ

 

という内容でした。

まず小学生ということと、夏休みを目前にしていますので、夏休み中に活用しやすいようなものでと考えたときに、(書店に行くとたくさんの種類の教材があって、どれを選んでいいやら、というところなのですが)工夫をしやすいもの、それから愛着が涌きやすいものというのが大事です。特に大学受験を向かえる高校生などは、1冊の参考書をどれだけ愛着を持って繰り返し取り組めるかというのが大事になってくるのですが、小学生であれば、よくあるのが「シール」が付いているものですね、それも「出来た」「ちょっと分からなかった」というシールだけではなくて、その日のお天気や、どこかに遊びに行く予定のシールとか、そういったシールを自分で貼れるものですね。

シールを小学生は好みますので、私たちも指導で使うことがあります。

 

それから教材選びでひとつ難しいのは、小学生の場合は、お子さんに持たせるだけではなくて、親子で使いやすいもの、という考え方が必要なんです。これはどういうことかと言うと、○付けをしっかりとしてあげないといけないのです。○付けまでお子さんに任せてしまうと、これは小学生の取組としてはちょっと効率が良くないのと、もったいないです。

親御さんが○を付けるのは、しっかりと出来たものに対して、褒めてあげるということが大切になるからです。この○付けをしやすいということで考えると、ひとつは持ち運びがしやすい。お子さん自身も今日どれだけの量をやらなければならないかが分かり易いとなると、切り離せるものですね、プリント形式で。ミシン目が付いてですね、一枚ずつ切り離せるようなプリント形式のものがありますので、こういったものが非常に使いやすいです。

 

ただ、あえて今日、私がこの夏休み中に一番オススメする教材は、これはあくまで小学生について言える話なのですが、3つの教材を申し上げます。

ブロッコリー、ニンジン、ジャガイモ。これが私の夏休みにオススメする3つの教材です。

スーパーに売っているものではなく「苗」です。今からまだ間に合う、植え付けができる「苗」「家庭菜園」ができる野菜です。どういうことかと言うと、机の上だけで勉強している分には、よほどに自分の興味がある分野でないと感覚的に刺激を受けづらいのです。例えばブロッコリーってどうやってなるのだろう、ニンジンって実際にどうやってなるのだろう、ジャガイモってどうやって出来るのかな。またどういう花が咲くのだろう、どういう葉っぱがつくのだろう、こういうことをしっかりと体験をして、自分の知識としていくことが、実は小学生の間は非常に大切だったりするのです。

どうしてこうなるんだろうと疑問に思う力が必要です。

その経験が引き出しになって、後で学習に生きてくることが非常に多いのです。

私ども学習指導に当たっていて、ここ10年ほど感じるのは、小学生も中学生もなかなか忙しすぎて、習い事やスポーツで忙しい。そうすると体験する余裕がなかなかないのです。みんながみんなではないと思いますが。そうすると体験の裏付けがないので、何か情報がインプットされたときに定着しないのです、根拠がないので。そのまま零れ落ちてしまうというところがあるので、出来る限り小学生の間に体験は意識していただいた方がいいかなと思います。

この家庭菜園が非常に良いのが、朝のちょっとした時間、夕方のちょっとした時間で水やりをしながら体験することが出来るのです。私も実は毎年、家の前のプランターで育てているのですが、今年は初めてズッキーニにチャレンジしました(夏野菜でいいかなーと思いまして)。

これは子供だけでなく、大人も作ってみたら、ちょっとしたネタにはなります。育てて初めて説明できるわけです。

実はこういったことを中学に入って理科の授業の植物のところで、雄花、雌花を習いますから。

 

今週もお聴きいただき、ありがとうございました。

小矢田先生への質問はこちらから

◆メール katekyo@mro.co.jp

ご相談内容・ラジオネーム・氏名(任意)・年齢・性別・お住まいの地域を書いてお送りください。

 

小矢田先生プロフィール

小矢田 学紀(コヤタ タカノリ)
石川県家庭教師協会・金沢南事務局
教務部主任
昭和48年、大聖寺生まれ。小松高校~金沢大学教育学部を経て、プロ家庭教師から教育相談員に指名され現在に至る。二児の父親としての顔も持ち、家庭教育の大切さを伝えるべく日々奮闘中。家庭内の「学習環境」へのこだわりから、生徒の勉強部屋を一緒に模様替えをしたという逸話も…。生徒達から信頼される熱血相談員。

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