2005年11月に厚生労働省が発表した「新型インフルエンザ対策行動計画」よると、新型インフルエンザが国内で大流行した場合、死者がおよそ17万人から最悪64万人に上ると推計されています。にわかに信じがたい数字です。
一方石川県の新型インフルエンザ対策連絡会議には、医師会、薬剤師会、県警、消防、国際交流課など60人が参加。
広範囲にわたる構成メンバーからも大流行した場合の社会的影響力が伺えます。
金沢市保健所など県内6つの保健施設ではインフルエンザの電話相談を始めました。
金沢市保健所の櫻井 登 所長は「新型が予防できるかの質問が多い」と話します。
「新型インフルエンザ」は、鳥インフルエンザが突然変異し、人から人に感染する新しいタイプのインフルエンザで、スペイン風邪の様な世界的な大流行を引き起こす恐れがあると懸念されています。
石川県医師会の近藤邦夫理事は「誰もかかったことがないので、みんながかかる。一度広がれば大流行する恐れがある」と話します。
こうした中、世界的に注目を集めているのが「タミフル」です。
「タミフル」は以前からある抗インフルエンザ治療薬で、新型にも有効と見られていますが、石川県健康福祉部健康推進課 菊池修一担当課長は「9万8千人分を今後2年で備蓄しますが、県内の数は調査中で、正確な数は分からない。」
と話します。
また県が目標とする9万8千人分が備蓄されるのは来年度からのことです。
備蓄量の不安と共にタミフルの購入におよそ2億円が必要で財源問題も浮上しています。
それではインフルエンザの予防接種は新型に効果があるのでしょうか?
県感染病対策連絡会議委員でもある石川県医師会の近藤邦夫理事はこう話します。
「今やっている予防接種は意味がありません、何故ならタイプが違うのでワクチンが無いのです。ただ何故ワクチンを打って欲しいかというと、新型は「タミフル」従来型は「ワクチン」で押さえる狙いだからです」
最後に、新型インフルエンザにかからないための予防策です。
一番有効なのが、うがい・手洗い。
従来のインフルエンザや風邪の予防法を徹底することが一番ということです。
インフルエンザが流行するのは毎年1月から3月、まさにこれからのシーズンです。
石川県では年内に独自の行動計画を策定しシーズンに備えることにしています。
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