あなろぐ

こんにちは。

夏が来るとウキウキします、竹村りゑです。

 

ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、本が好きです。

近頃はコロナ自粛の影響もあって、

読書に関心を持ってくださる方が増えたように感じています。

とっても嬉しいのです。

 

流れるように番組宣伝を致しますが、

読書に関心を持たれている方にお勧めしたいのが、

弊社ラジオ番組

「金沢ビーンズ明文堂書店presents 竹村りゑの木曜日のブックマーカー」です。

パーソナリティが異様に興奮しながらブックレビューを行うという稀有な番組です。

毎週木曜日の夜645分~夜7時まで、北陸放送ラジオで放送しています。

え?その時間帯はラジオ聞けないからなあ、ですって?

ご安心ください、毎週日曜の朝745分~朝8時に再放送もしております。

あら?その時間も無理ですか?

大丈夫です、radikoというラジオアプリを使えば、

過去1週間の放送が県内であれば無料で聞くことが出来るのです。

 

http://radiko.jp/

radikoHPに飛びます

 

いや自分は県外だから、ですか?

大丈夫です、radikoプレミアムというものがあるのです!

 

この畳みかけるような執拗な番宣、執念を感じますね。

でも楽しく作っている番組なので、是非一度は遊びに来て欲しいのです。

 

Twitterもやっています。

アカウントはyoruparaです。

https://twitter.com/yorupara 

Twitter のページに飛びます

 

 

さて、上でご紹介したTwitter では先に告知させて頂きましたが、

来週の「木曜日のブックマーカー」でご紹介するのはこちらです。

 

 

ヘロッヘロの付箋がびっしり付いていますが、

基本的に気に入った本にはこれくらい「お構い」したいのです。

 

 

付箋に何が書いてあるのかというと、

気に入った個所に対する「一問一答」を書き込んでいます。

 

子どものころから当たり前にやってきた習慣なのですが、

驚かれることも多いので、

今回は「竹村流読書の仕方~ビジネス書編~」をご紹介します。

(需要があるのかははなはだ疑問ですが……)

 

  • まず、ビジネス書を読みながら、気に入った個所をラインでマークします。
  • そのままラインであちこちにマークしつつ、一章分(区切りのいいところまで)読み進めます。
  • 一章読み終わったら、ラインでマークした箇所に立ち返って、「その文章が何について書いてあるものなのか」自分の中で解釈します。
  • マークした箇所の要点を「たった一言で」付箋にメモし、そのページに貼り付けます。
  • ここが肝心です。自分で書いた「要点」が、「どんな問いに対するアンサーになっているのか」を考えて、その「問い」となる質問文を付箋に「たった一言で」メモし、そのページからピロリンとはみ出す様に貼り付けます。(本を閉じた時の手がかりになるように)
  • ラインでマークした箇所全てにそれを行います。全部に付箋でメモし終わったら、次の章を読み始めます。以下繰り返し。

 

例で言うと、こんな感じです。

 

マークした箇所が「竹村りゑは、愛社精神に溢れた素晴らしい社員である」だとします。

(事実です)

 

この場合の要点が「竹村りゑは愛社精神に溢れている」なのか、

「竹村りゑは素晴らしい社員である」なのかは、読んでいる人の解釈によります。

ここをどう読み解くのかが、読者の腕の見せ所というか、

「自分がこの本を読んでいる理由」になるのです。

 

今回は前者の解釈を採用します。

小さな付箋に「竹村りゑ愛社精神溢れる」などと書き、そのページに貼り付けます。

 

さあ、それではこの「要点」に対する「問い」は何になるのでしょうか。

 

「竹村りゑに溢れているものは?」

「竹村りゑが会社に対して感じている感情は?」

「竹村りゑが素晴らしい社員である理由は?」

「愛社精神に溢れているのは誰?」

 

などなど、様々な問いが考えられます。

これも、読者である自分がしっくりくるものを選べばいいのです。

百人いれば百通りの問いがあり、「良い問い」「悪い問い」はないので、

自信を持って堂々とメモしちゃって下さい。

そして、本を閉じた時にも分かるように、ページからはみ出す様に貼ってください。

注意点としては、「問い」の付箋と「要点(答え)」の付箋が、同じページに貼ってあることです。

読み返した時に、一目で「何について書かれた箇所で」「その答えは何なのか」が分かるように、です。

 

この「問い」が、記憶のトリガーになります。

一冊の本となると、(大抵の場合は)書かれている情報量は膨大になります。

内容を思い出そうとしても「なんか○○っぽいことが書いてあったんだけど、何について書いてあったんだっけ~?ぽやぽや」となりがちなのです。私は記憶力にまるで自信がなくて、「とても素敵な本を読んだ、役に立った」と思うのに、

1週間も経つと忘れてしまうという残念な頭の持ち主なので、こんな悲劇が多々起こります。ぽやぽや。

 

その時に役に立つのが、この「問い」の付箋なのです。

オリジナルの目次の役割を果たすことになるので、読み返すときに役に立ちます。

加えて、自分の頭の中で「要点をまとめる」「問いを立てる」と、2度解釈を加えているので、記憶の定着にも抜群に効きます。

 

ここで注意点が1つと、僭越ながらアドバイスが1つ、あります。

 

まず「注意点」ですが、必ず「要点をまとめる」→「それ対する問いを立てる」の順番で行うことです。

ついつい「質問をまとめる」→「答え(要点)を書きこむ」の順番で行ってしまいがちなのですが、

それではいけないのです。

 

なぜでしょうか。

 

それが、「アドバイス」させて頂きたい理由でもあるのです。

「書いてあることを読んで質問をまとめる」→「その答えを、書いてある文章の中から探す」という方法をとると、

読者は「作者のいいたいこと」を押さえることが出来ても、

「自分なりの解釈」をすることが出来ないからです。

 

「作者の言いたいことを正確に読み取る」能力は、もちろん大切です。

「読解力」と言われるもので、社会生活において相手の気持ちを考える際に必要な能力として、

学校教育の中でも重視されています。

でも、それは逆に言ってしまうと「読者は作者を越えられない」ということになります。

作者の思惑の中で、作者の手のひらの上で、作者の想像力の範囲内で、

まるで柵に囲われた羊のようにめえめえと鳴きながら、

与えられた情報や知識をもぐもぐ食べているに過ぎないのです。

あえて言ってしまいますが、これでは「本の奴隷」なのです。

 

現代国語の試験であれば、良いのです。(超得意でした)

機械の取扱説明書ならば、むしろ書き手の意図に添った解釈をしないと困ったことになります。

(ちなみに機械音痴です)

 

でも、もっと自由な読書人になれたら、素敵だと思いませんか。

作者の言ってることを超解釈して、まるでとんちんかんな事を思いついてもいいのです。

作者が聞いたら失笑してしまうような、浅すぎる理解でもいいのです。

むしろ、作者が思ってもいなかったような感想をドヤ顔で語りましょう。

それが、「読者が作者を越えた」瞬間です。

その本を完全に征服し、「本の主人となった」瞬間です。

 

つまり、私の僭越ながらのアドバイスは「作者の言いたいことではなく、

自分の面白かったポイントを大切にして頂きたい」ということです。

そのほうが、楽しいです。

そのほうが、「お気に入りの一冊」に出会える確率がぐんと上がります。

 

ちなみに、上記で紹介した読み方は完全に私の編み出したオリジナルなので、

特に学術的に裏付けのあるものではありません!気が向いたら、試して頂けたら幸いです。

 

さて、「あなろぐ」を読み始めたと思ったら、

訳分からない文章が始まったと思った方、

それにも関わらずここまで読んでくださったことに心から感謝です…!

私としても、10行くらいの軽い文章を書こうと思っていたのに、

あれあれって感じです。

 

それでは皆さま、よい読書ライフを。

 

次の担当は、牛田アナウンサーです。

 

 

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