「金沢最古の茶室でお茶会」お稽古日誌
2018年9月11日 15:34
カテゴリ:日誌
「かなざわ美人稽古」
第17回 金沢最古の茶室でお茶会
9月8日(土) 西田家庭園玉泉園 で開催されました。
こちらでの開催は、昨年に引き続き2回目なので、新規の参加者さんが多かったですね。
当日は生憎の雨模様・・・着物を着るのを断念した筆者ですが、第一部にも第二部にも着物姿の参加者さんがいらして感激しました~!!
この日のためにご家族やご友人に着付けてもらったという方が多く、心積もりが素晴らしいですね!!
玉泉園は池泉回遊式庭園で、園内には金沢最古の茶室・灑雪亭(さいせつてい)や裏千家寒雲亭の写しの茶室があります。
今回はこの灑雪亭でお茶会体験ということで、講師はご当主夫人である茶道裏千家の西田宗潤先生です。
まず300年以上前に作られた仙叟ゆかりの茶室・灑雪亭(さいせつてい)本席の見学をしました。
一畳に台目二畳の灑雪亭は利休の詫びを尊ぶ簡素な席で、金沢市内に現存する茶室としては最古と言われています。
その後お茶室に入り、一服目はお茶会体験です。
玉泉園にゆかりのある大日本茶道学会金沢支部の牧仙凉社中の方がもてなして下さいました。
九谷焼の銘々皿で、美人稽古スポンサーである村上製菓所の上生菓子「重陽」(第一部)「こぼれ萩」(第二部)を頂いた後、薄茶を頂きました。
翌日が重陽の節句だったので、第一部の方はドンピシャでしたね~!
「お先に」や「お点前頂戴致します」などとご挨拶をしたり、お茶碗の拝見をしたり、皆さん習ったばかりの作法で一生懸命頂いていました。
二服目は実際に薄茶を点てる体験をしました。
少々狭い場所でしたが、皆さん和やかなムードで茶筅振りを楽しまれていましたね。
最後に、和敬清寂の説明が。
和敬清寂(わけいせいじゃく)とは、茶道の心得を示す標語で、意味は、主人と賓客がお互いの心を和らげて謹み敬い、茶室の備品や茶会の雰囲気を清浄にすることという意味です。
改めて茶道の奥深さを感じさせられましたね。
今日体験して、もっと茶道のことを知りたい、学びたいと思った方は、お近くの茶道教室に通って頂けたら幸いです。
ご参加の皆様どうもありがとうございました!!
第一部☆
第二部☆(西田先生と牧社中のお2人も!)
次回のお稽古は10月末開催の予定です。詳細アップまで、時々HPをチェックして下さいね。
https://www.mro.co.jp/kanazawa-bijingeiko/
9月9日の北國新聞記事
SoNoKo
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