アナウンサーリレーブログ「あなろぐ」

今週は石橋アナの担当ですが、

今回は特別に谷川が書かせていただきます!

 

 

MROラジオ放送席より戻りました。
夏の石川県高校野球大会・決勝は、2対1で日本航空石川が星稜を下しました。
明暗を分けたのはわずかなミスでしたが、

航空石川からは「相手に勝ちたい気持ち」をひときわ強く感じました。

 

…偉そうにすみません!! 私、野球経験はまったくありません。
ただ現場で見ていた人の「感想文」として、続きを読んでください!!!

 

大会前に各チームの選手にマイクを向けると、

多くは「自分たちの野球をしたい」や、

「1日でも長く野球を…」などのコメントが返ってきます。
しかし、航空石川は「星稜さんに勝つ」。
中村隆監督も選手たちも、「星稜さんを倒してから甲子園に行く」と答えます。
理由は明白。航空石川は去年秋以降、星稜に2度も大敗しました。
秋の県大会決勝では2対16。その後の北信越大会決勝では1対19。
ともに春のセンバツには選出されましたが、航空石川にとっては屈辱の連敗。
“打倒星稜”の思いは言葉だけでなく、今回の試合にも表れていました。

 

試合が進むにつれ、解説の大窪直二さん(元・町野、輪島監督)からは

感嘆の声が漏れます。
「航空は星稜をよく研究していますよ」。
その成果が顕著だったのが、星稜の四番・内山壮真選手に対する投球。
エースの嘉手苅浩太投手や、2番手の田中颯希投手が、厳しいコースを攻めてきます。
インコースに鋭い直球がくると、大窪さんは

「内山くんの弱いところを分かっている」、

「自信を持って投げ込んでいる」と語ります。
四番を内野フライとゴロに打ち取った二枚看板が、

一気に優勝を引き寄せました。  (続く)

 

 

元祖「能登から甲子園へ」を目指した元監督、大窪さんとともに

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